新刊『産業と組織の心理学』(編著)が出版されました

2017年11月1日付けで編著『産業と組織の心理学』がサイエンス社より出版されました。

編集をお受けしてちょうど3年が経ちましたが、素晴らしい気鋭の先生方にご執筆頂き、「産業・組織心理学」の基本的な内容を図表を多数交えながら分かりやすく概説しつつ、コラムなどを活用して最新の研究や動向にも触れています。

心理学の国家資格「公認心理師」が誕生し、「産業・組織心理学」の科目も必要になりました。「産業・組織心理学」を始めて学ぶ初学者のみならず、組織で働く人の「心理」や「行動」に興味を持つ多くの方にも手に取って頂けるとありがたく思います。
なお、『産業と組織の心理学』の各章と執筆に関わって下さった先生方は下記の通りです。

第1章    産業・組織心理学への招待      九州大学 池田 浩
第2章    採用と面接             横浜国立大学 服部泰宏
第3章    人事評価                              西南学院大学 柳澤さおり
第4章    組織への適応と職務行動           福岡工業大学短期大学部 吉原克枝
第5章    ワーク・モチベーション           武蔵大学 森永雄太
第6章    メンタルヘルスと心の強さ        九州大学 菊地 梓
第7章    キャリア発達                           福岡女学院大学 藤村まこと
第8章    職場集団のダイナミックス      西南学院大学 田原直美
第9章    リーダーシップ                        九州大学 池田 浩
第10章  仕事の能率と安全                      岡山大学 三沢 良
第11章  マーケティングと消費者行動       上智大学 杉谷陽子
※敬称略

第5回『組織心理学』読書会のお知らせ

2015年から年2回のペースで開催している『産業・組織心理学/組織行動』研究会も、今年で3年目を迎えることになりました。

この研究会(読書会)は、産業・組織心理学や社会心理学、経営学(組織行動論)、臨床心理学などの分野で研究や実務に携わっている研究者ならびに大学院生の30名ほどが参加し、「Annual Review of Organizational Psychology and Organizational Behavior」に掲載されている組織心理学/組織行動論の最新知見を各自が報告し、そしてそれを踏まえながら今後の研究課題について議論しています。

当初は「Annual Review of Organizational Psychology and Organizational Behavior」のVol1およびVol2を取り上げていましたが、昨今の『産業・組織心理学/組織行動』を語るうえで重要な研究テーマについてレビューされていることから、今回の2日目からはVol3とVol4を取り上げていきます。

次回の第5回は9月11日(月)および12日の2日間にかけて九州大学で開催します。

日時 2017年9月11日(月)11:00~17:00,12日(火)10:30~16:20
場所
九州大学 箱崎キャンパス
教育心理棟2階 演習室
課題図書 「Annual Review of Organizational Psychology and Organizational Behavior」(Vol.1-Vol.4)
http://www.annualreviews.org/journal/orgpsych
発表者*・章 1日目9月11日(月)

11:00-12:30 有吉美恵(九州大学大学院)「Vol.2,21-46 Group Affect」

<12:30-13:30> 昼食

13:30-15:00 柳澤さおり(西南学院大学)「Vol.2,551-582 Technology and Assessment in Selection」

15:20-16:50 林 祥平(明治学院大学)「Vol.2,523-550 Stereotype Threat in Organizations」

2日目 9月12日(火)

10:30-12:00 砂口文兵(神戸大学大学院)「Vol.3, 139–166 Dyadic Relationships」

<12:00-13:00> 昼食

13:00-14:30 安達悠子(東海学院大学)「Vol.3, 377–406 Impression Management in Organizations Critical Questions, Answers, and Areas for Future Research」

14:50-16:20 秋保亮太(日本学術振興会特別研究員・九州大学)「vol.3, 213–239 To Seek or Not to Seek Is That the Only Question Recent Developments in Feedback-Seeking Literature」

*敬称略。

シンポジウム『「心理学の今』を考える』

2017年8月6日(日)に、放送大学主催によるシンポジウム『「心理学の今』を考える』にパネリストとして登壇することになりました。

心理学が現在どのような立ち位置にいるかについて、特に「社会心理学」の立場から話題提供させて頂きます。

また、心理学の国家資格である『公認心理師』の資格についても簡単な説明があるとともに、それについて各専門分野からのコメントも行う予定です。

日時 2017年8月6日 (日)【開場】13:00 【講演会】13:30-16:00
テーマ 「心理学の今』を考える
会場 九州大学筑紫キャンパス内 筑紫ホール
コーディネーター 針塚 進 氏(筑紫女学園大学 特任教授、九州大学 名誉教授)
パネリスト 中村知靖 氏(九州大学大学院 教授)「基礎心理学から」
池田 浩 氏(九州大学大学院 准教授)「社会心理学から」
菊池悌一郎 氏(九州工業大学 准教授)「臨床心理学から」

2017年度の学会発表一覧

今年度は、下記の学会で発表を行う予定です。

■9/30-10/1 日本グループダイナミックス学会第64回大会 (於 東京大学)
「 学校組織において創造性を産み出すためには: 校長によるリーダーの謙虚さの役割」(池田  浩

■9/2-3 産業・組織心理学会第33回大会 (於 東京未来大学)
「安全が求められる職務のもとでのワークモチベーションの源泉とその効果」(池田  浩・藤田智博・後藤学・金山正樹)
「安全確認が抑制されるメカニズム: 知識・技能の自信の影響に注目して」(藤田智博・後藤学・金山正樹・池田  浩
「ワークモチベーション向上への介入的取組み:他者に役立った出来事の意識化効果」(有吉美恵・池田  浩・縄田健悟・山口裕幸)
「組織におけるサンクスカードの心理的機能に関する研究」(三上聡美・池田  浩・山口裕幸)

■5/17-20  The 18th Congress of the European Association of Work and Organizational Psychology(EAWOP) (in Dublin Ireland)
「How dose subordinates follow their managers? The effect of leader humility and follower work engagement」(Ikeda, H.)

【参加募集】第2期「組織心理学」研究会/読書会 参加者募集

2015年から「 Annual Review of Organizational Psychology and Organizational Behavior」に関する研究会/読書会を行ってきました。
Annual Reviewとは、学問領域ごとに毎年複数の展望論文が掲載された書籍です。
2014年に新しく「組織心理学・組織行動論」の分野でもAnnual Reviewが刊行され、これまでの研究会/読書会 ではVol.1とVol.2に掲載されている論文を対象に様々なテーマの最新知見と動向を学び、そして参加者で今後の研究課題などを議論してきました。

これまでの「組織心理学」研究会/読書会は下記をご参照下さい。
第1回 第2回 第3回 第4回

そして、この度、Vol.3とVol.4を対象に第2期「組織心理学」研究会/読書会を開催するにあたり、新たに参加者を募集いたします。

参加希望の方は、【7月31日(月)】までに池田までご連絡下さい。

ご参加お待ちしております。