作成した尺度
研究・教育で使用される場合には,事前に使用許可のご連絡いただく必要はありません。
尺度を発表した引用元となる文献を明示していただければ,自由にご使用いただいて結構です。
将来的には,教示文などをまとめたファイルをダウンロードできるよう準備する予定ですが,ご不明な点などありましたらご連絡ください。
「多側面・多次元職務モチベーション」尺度(立教大学 森永雄太先生との共同研究)
現在,作成中です。
「失敗観」尺度(三沢良先生との共同研究)
失敗に対する捉え方や価値観を意味する失敗観尺度を作成しました。
失敗観は「ネガティブ感情価」,「学習可能性」,「回避欲求」,「発生可能性」の4因子で構成されています。
発表論文
池田 浩・三沢良 (2012). 失敗に対する価値観の構造: 失敗観尺度の開発 教育心理学研究, 60, 367-379.
「チーム力」尺度(古川久敬先生との共同研究)
チームレベルの新しい能力指標として「チーム力」の概念を考案し,それを測定するための尺度を作成しました。
チーム力は,その質の高さに応じてレベル1(連携力,情報共有力)から,レベル2(適応力),そしてレベル3(学習力,自己改革力)までの5因子で構成されています。
発表論文
投稿準備中
関連論文
池田 浩 (2013). プロジェクトチームを対象とした個人とチームの適応に関する縦断的研究 福岡大学研究部論集.(印刷中)
池田 浩・三沢良 (2012). 失敗に対する価値観の構造: 失敗観尺度の開発 教育心理学研究, 60, 367-379.
「文脈的パフォーマンス」尺度(古川久敬先生との共同研究)
組織における新しい「パフォーマンス」の概念として、「文脈的パフォーマンス」(CP)に着目し,従来の他者や職場への協力を行う「実行レベル」に加えて,それが同僚や職場の業績に結実していると評価する「貢献度レベル」からなる尺度を作成しました。
発表論文
池田 浩・古川久敬 (2008). 組織における文脈的パフォーマンスの理論的拡張と新しい尺度の開発 産業・組織心理学研究, 22, 15-26.
「リーダーの自信」尺度(古川久敬先生との共同研究)
従来の特性論研究で取り上げられてきた「能力ベース」のリーダーの自信ではなく,「行動ベース」の自信に着目し,「他者との関係性領域の自信」および「課題遂行領域の自信」の2側面から構成される尺度を作成しています。
発表論文
池田 浩・古川久敬 (2005). リーダーの自信に関する研究-自信測定尺度の開発およびマネジメント志向性との関連性- 実験社会心理学研究, 44, 145-156.
関連論文
池田 浩・古川久敬 (2006). 組織におけるリーダーの自信の源泉 心理学研究, 77, 62-68.
池田 浩・古川久敬 (2005). リーダーの自信研究の新しい展開-その概念と測定尺度および自信の源泉- 九州大学心理学研究, 6, 119-132.