チーム研究会を開催します
2013年12月13日 読書会・研究会
現在、読書会(詳細)を行っている「Theories of Team Cognition: Cross-Disciplinary Perspectives」では、心理学だけではなく工学など学際的なアプローチから議論されています。
そこで、読書会を契機に、東京大学工学系研究科の野々瀬晃平先生をお招きしてチーム研究会を開催することになりました。
野々瀬先生は、「チーム状況認識」(team situation awareness ) について実験的な研究だけでなく、航空の現場でもご研究されています。特に、「チーム状況認識」は、チームの協調のメカニズムを理解する重要な概念です。
興味のある方はご参加下さい。
日 時 | 2014年3月1日(土)15:00-17:00 |
場 所 | 福岡大学 文系センター棟9階 学部共同研究室B ■交通アクセス http://www.fukuoka-u.ac.jp/help/map/ ■キャンパスマップ http://www.fukuoka-u.ac.jp/aboutus/facilities/map.pdf 文系センター棟は、地下鉄七隈線「福大前」駅の1番出口から出て真っ正面のビルです。「学部共同研究室B」は、エレベーターで9階に上がって頂いてすぐの部屋です。 |
講演者* | 野々瀬晃平(東京大学工学系研究科 助教) |
演 題 | チームメンバー視点のチーム認知の評価手法に関する研究 |
概 要 | チーム認知は優れたチーム協調を行う上で重要と考えられている。その評価手法ではチームの観察者視点のチーム認知の定義(チームメンバーの認知の和や重なり)が多く用いられている。しかし、チームメンバー自身が持つチーム認知、すなわち他のチームメンバーが何を考えているのか、自身が他のチームメンバーからどう思われているのか、といった信念もチーム協調を評価する上で重要と思われる。研究会では、こうしたチームメンバー視点のチーム認知の評価手法を紹介する。 |
*敬称略。
当日は、研究会の後に懇親会を予定しています。資料の準備とお店の手配の関係で、研究会と懇親会に参加をご希望の方は、池田(ikedah@fukuoka-u.ac.jp)までご連絡下さい。