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「2016年度ワークモチベーション研究会」のご案内

働くうえで「意欲」や「やる気」は重要な問題です。これは「ワークモチベーション研究 」として古くから関心が寄せられてきたテーマですが、近年、改めて注目が集まっています。

・決まり切った仕事でなかなか「やる気」が出ない
・若い世代の「やる気」の状態が気になる
・非正規社員(契約社員や派遣社員)の「やる気」を引き出すためにはどうしたら良いか

など「ワークモチベーション」に関する問題は多岐にわたります。

そうした背景から、昨年2016年3月には産業・組織心理学会の組織行動部門研究会にて

ワークモチベーション理論は現場にどこまで役立つか】を企画し、心理学の観点からワークモチベーションの最新知見を報告すると共に、現在いくつかの組織現場で取り組んでいる調査結果を報告しました。

そして、この数年、共同研究者である武蔵大学の森永先生とともに、近年のワーク・モチベーションの最新研究と定義に基づいて適切にワークモチベーションを測定できる尺度 (池田・森永,2017 近刊)を開発し、それが様々な研究や現場で活用されています。

池田  浩・森永雄太  (2017). 我が国における多側面ワークモチベーション尺度の開発  産業・組織心理学研究 30(2)  印刷中

今回は、現在ワークモチベーションを測定して研究を進めている研究者にお集まりいただき、最新研究の成果を報告していただきます。
ワーク・モチベーション研究にご関心をお持ちの方でご参加を希望される方は詳細をお送りしますので池田までご連絡ください。

 

日時 2017年3月13日(月)14:00〜18:30
会場 武蔵大学
話題提供者 有吉美恵(九州大学大学院)「ワークモチベーションの先行要因:社会的貢献感の効果」
林祥平(明治学院大学)「多様性は創造性につながるか?ワークモチベーションの媒介効果に注目して」
池田浩(九州大学)「安全が求められる職務のもとでのワークモチベーションの源泉とその効果」

第4回『組織心理学』読書会のお知らせ

昨年度から、年に2回ほど『組織心理学』に関わる読書会(研究会)を実施しています。この読書会は、産業・組織心理学や社会心理学、経営学(組織行動論)、臨床心理学などの分野で研究や実務に携わっている研究者ならびに大学院生の30名ほどが参加しています。そして、「Annual Review of Organizational Psychology and Organizational Behavior」に掲載されている組織心理学/組織行動論の最新知見を各自が報告し、そしてそれを踏まえながら今後の研究課題について議論しています。

次回の第4回は3月5日および6日の2日間にかけて九州大学で開催します。

日時 2017年3月5日(日)11:00~17:00,6日(月)10:30~16:20
場所
九州大学 箱崎キャンパス
生命科学府棟2階 セミナー室3
課題図書 「Annual Review of Organizational Psychology and Organizational Behavior」(Vol.1およびVol.2)
http://www.annualreviews.org/journal/orgpsych
発表者*・章 1日目3月5日(月)

11:00-12:30 磯部智加衣(千葉大学)「Vol.1, 489-519 Intercultural Competence」

<12:30-13:30> 昼食

13:30-15:00 池田 浩(九州大学)「Vol.2,133-156 Leadership Development: An Outcome-Oriented Review Based on Time and Levels of Analyses」

15:20-16:50 森永雄太(武蔵大学)「Vol.2,351-381 Supporting the Aging Workforce: A Review and Recommendations for Workplace Intervention Research」

2日目 3月6日(火)

10:30-12:00 貴島耕平(神戸大学大学院)「Vol.2,1-19 Organizational Psychology Then and Now: Some Observations」

<12:00-13:00> 昼食

13:00-14:30 相馬敏彦(広島大学)「Vol.2,75-99 Justice, Fairness, and Employee Reactions」

14:50-16:20 菊地梓(九州大学)「Vol.2, 583-603 Workplace Stress Management Interventions and Health Promotion」

*敬称略。