月別アーカイブ: 2014年11月

新しい刊行物のお知らせ

2014年9月頃になりますが、誠信書房より「誠信心理学辞典(新版)」が出版されました。

このうち、『リーダーシップ』に関わる箇所を執筆させて頂きました。

この「誠信心理学辞典(新版)」は「読む辞典」を売りにしており、単なる専門用語の解説ではなく、読み物にもなっていることです。

心理学を学習される方にオススメです。

第2回GRM(group research methods)読書会のお知らせ

第2回GRM(group research methods)読書会を開催します。

読書会メンバー以外で参加をご希望の方は、池田(ikedah@fukuoka-u.ac.jp)までご連絡下さい。

日時 2015年3月8日11:00~18:00,9日10:30~17:30
場所 西南学院大学 東キャンパス 西南コミュニティーセンター2階 会議室
*地下鉄空港線「西新」駅の3番出口から徒歩5分程度です。
コミュニティーセンター交通アクセス
http://www.seinan-gu.ac.jp/assets/users/7/files/12SWCC_leaf.pdf
キャンパスマップ
http://www.seinan-gu.ac.jp/campusmap.html
発表者*・章 1日目 3月8日(日)
11:00-12:20 池田浩(福岡大学)「Ch.7 Crossing Party Lines:Incorporat
ing Measures of Individual Differences in Groups」
13:20-14:40 早瀬良(中部大学)「Ch.12 Bona Fide Groups: A Discourse
Perspective」
14:55-16:15 三上聡美(九州大学大学院)「Ch.13 Understanding Group Dy
namics Using Narrative Methods」
16:30-17:50 藤村まこと(福岡女学院大学)「Ch.14 Groups and Teams in
Organizations: Studying the Multilevel Dynamics of Emergence」

2日目 3月9日(月)

10:30-11:50 田原直美(西南学院大学)「Ch.15 Understanding Groups fro
m a Network Perspective」
12:50-14:10 迫田裕子(東亜大学)「Ch.18 The Analysis of Group Intera
ction Processes」
14:25-15:45 相馬敏彦(広島大学)「Ch.19 Measuring Team Dynamics in t
he Wild」
16:00-17:20 菊地梓(九州大学)「Ch.20 Interventions in Groups: Metho
ds for Facilitating Team Development」

*敬称略。

心理学研究に論文の掲載が決定しました

池田 浩・古川久敬 (2015 印刷中) 集団目標管理と職務の相互依存性が職務パフォーマンスに及ぼす効果 心理学研究, 86(1)

この度、上記の論文が「心理学研究」に掲載されることが決定しました。

集団や組織をマネジメントする上で、集団目標を設定することは集団のパフォーマンス(業績や生産性、売り上げなど)を高める効果を持っていることが知られています。

しかし、どのような職場やチームにおいても、集団目標は普遍的な効果を持つ訳ではなく、職場やチームにおいてメンバー同士の相互依存性(お互いに協力しなければ仕事が進まない程度)に依存することを、職務パフォーマンスの2つの指標である「課題パフォーマンス」(自らの役割を遂行する程度)と「文脈的パフォーマンス」(同僚や職場に協力したり貢献している程度)によって実証的に明らかにしました。

具体的には、相互依存性が高いときには、集団目標は課題パフォーマンスや文脈的パフォーマンスを促進する効果を持っていますが、相互依存性が低いときには、集団目標は文脈的パフォーマンスに対して効果は認められないどころか、課題パフォーマンスはかえって抑制されるというネガティブな効果が明らかになりました。

本研究の結果は、課題および文脈的パフォーマンスを高めるためには、相互依存性の高さに応じて適切な目標管理(個人レベルの目標か集団レベルの目標か)を運用する必要性を示唆しています。

第1回 GRM(group research methods)読書会を開催しました

去る2014年8月に福岡大学にて第1回GRM(group research methods)読書会を開催しました。

社会心理学に焦点を当てた研究法を概説した専門書は多数出版されていますが、集団・チーム研究に絞った研究法はあまり多くありません。

今回の読書会では、研究やチーム研究を行う上で、基本的な実験デザインについて概説されているだけでなく、実験の具体的な進め方、さらに集団・チーム研究の新しいテーマである「チーム認知」や「チーム感情」のテーマに着目した研究法についても詳しく説明されていました。

また、読書会のメンバーには集団・チーム研究を行っている人が多く、自身の体験談なども交えて議論が展開され、大変刺激を受けました。

次回の第2回GRM読書会は、2015年3月に西南学院大学にて開催予定です。 読書会メンバー以外で、参加をご希望の方は池田(ikedah[at]fukuoka-u.ac.jp)までご連絡下さい。

日時 2014年8月11日-12日
場所 福岡大学 文系センター9階 学部共通室B
発表者*・章
■8月11日(月)
10:30-10:50 池田浩(福岡大学)「Group Research Methods: An Introduction」
10:50-12:10 磯部智加衣(千葉大学)「Ch.2 Experimental Designs for Research on Small Groups: The 4 Ps」
13:00-14:20 宮島健(九州大大学院)「Ch.3 Running Experiments with Groups」
14:35-15:55 秋保亮太(九州大学大学院)「Ch.8 Studying Team Cognition: The Good, the Bad, and the Practical」
(番外編)16:10-17:10  早瀬良(中部大学)「Ch.18 Team cognition, communication and sharing 」(「Theories of Team Cognition」の残り)
■8月12日(火)
11:00-12:20 三沢良(奈良大学)「Ch.9 Investigating Emotion and Affect in Groups」
13:00-14:20 吉原克枝(福岡工業大学短期大学部)「Ch.11 Interviewing Members of Online Communities: A Practical Guide to Recruiting Participants」
14:35-15:55 縄田健悟(九州大学)「Ch.16 Analyzing Group Data」

*敬称略。