日本グループ・ダイナミックス学会第63回大会で「リーダーシップ」のワークショップを行います

10月9日-10日に、九州大学にて日本グループ・ダイナミックス学会第63回大会が開催されます。

そこで、「リーダーシップ」に関わる下記のワークショップを行います。

日時 2016年10月10日 (第2日目)10:00-12:00
テーマ リーダーシップ研究の現在地とパースペクティブ
リーダーシップ研究はどこまで解明され、どこに向かうのか
会場 九州大学 箱崎キャンパス 講義棟202

企画 池田 浩(九州大学)・坂田桐子(広島大学)
話題提供者 池田 浩(九州大学)
鎌田雅史(就実短期大学)
坂田桐子(広島大学)
企画趣旨 「リーダーシップ」は時代を超えて長く関心が寄せられているテーマである。本学会の基盤であるグループ・ダイナミックスにおいてもLewinら(Lewin, Lippitt, White, 1939)が「リーダーシップと社会的風土の実験」を手がけておよそ80年が経過しようとしている。そしてその関心は心理学だけに留まらず、経営学や政治学、社会学といった学問分野をはじめ、コンサルタントや経営者などの現場に携わる人々によっても「リーダーシップ」は古くて新しいテーマであり続けている。

しかし、現実には、どれだけ科学的なリーダーシップの知見が活かされているだろうか。リーダーシップに関わる科学的な方法で解明された事実を現実社会に活用していくためには、まずリーダーシップ研究において、現在までにどこまで解明されているのか、そして今後どのような研究課題があるのかを俯瞰的かつ論理的に整理する必要があるだろう。

そこで、本ワークショップでは、リーダーシップに関わる3つの古くて新しいテーマを取り上げる。池田浩氏(九州大学)には、リーダーシップの初期のアプローチである「個人特性」の観点からテキストなどで紹介されることの少ない1980年代以降を中心に紹介頂く。続いて、鎌田雅史氏(就実短期大学)には、リーダーにとっての影響力の源である「勢力(Power)」の視点から最近の動向を紹介頂く。そして、坂田桐子氏(広島大学)には、リーダーが備えるべき「倫理性」とその対極にある「破壊性」について紹介頂く。そして、それぞれの展望を踏まえながら、今後リーダーシップにおいて取り組むべき課題を議論していく。